HODDLES CREEK ESTATE Yarra Valley Pinot Noir
ワイン名 ホドルスクリーク エステート ヤラ・ヴァレー ピノ・ノワール
生産国 オーストラリア
葡萄品種 ピノ・ノワール100%
色 赤中口
コメント
繊細でバランスに優れた豪州を代表する生産者のピノ・ノワール。ピュアなラズベリーやダークチェリーの香りに、滑らかかつしっかりとしたタンニン、後味に心地よい酸。
涼しい早朝に手摘みで収穫。ブドウを破砕せずに全て除梗され、部分的に5日間低温で浸漬、その他はすぐに醗酵をはじめる。キュヴェごとに野生酵母と培養酵母により醗酵。その後優しくプレスされ新樽 (30%)、1年樽(30%)、2~3年樽で11ヶ月間樽熟成させてからボトリング。ノンフィルター、清澄剤不使用。
ヴィンヤードはヴィクトリア州アッパー ヤラ・ヴァレー、起伏の激しい丘陵地沿いのホドルスクリークに位置します。1963 年よりワイン商を営んできたフランコの周りにはワインが溢れており、ワインに囲まれて育ったと彼は述べています。実家のワイン商で仕入担当をしながらメルボルン大学で商業学修士をとったフランコでしたが、ワイン造りの夢は断ち難く、チャールズ・スチュアート大学に再入学、栽培学を修め 97 年にこの地に、彼が愛するワインを造るべく植樹を開始しました。その後 2000~2002 年には Mount Mary のMario Marson や Red Edge の Peter Dredge で、また 2006 年にはブルゴーニュで研鑽を積むなど、ワインのブラッシュアップに余念がありません。2004 年には 03Hoddles Cheek Chardonnay がヴィクトリアン ワインショーで 2 つのトロフィーを獲得し、その存在を知らしめると、その後毎年のようにワインショーで Hoddles の名前を聞くようになりました。2009 年よりオーストラリアのフラッグシップ、カンタス航空のファーストクラス、ビジネスクラスの両ラウンジで供されています。”Less is More”彼のワイン造り
はこの一言に集約されます。人為的な技術を、極力加えることなく栽培、醸造された彼のワインは、テロワールを忠実に表現し、飲み手にまだ見ぬ Hoddles Cheek を想起させるに違いありません。ベスト バリュー ワイナリー オブ ザ イヤー2015 を受賞。