福和蔵

会社名 井村屋株式会社 福和蔵
銘柄名 福和蔵 fukuwagura
URL https://www.fukuwagura.jp/

住所 〒519-2170 三重県多気郡多気町ヴィソン672番1食祭4

代表取締役 岩本 康
製造責任者 安田 裕幸

この度、井村屋は1900年(明治33年)創業の株式会社福井酒造場(三重県伊賀市)の清酒製造業を引き継ぎ、酒事業に参入いたしました。

福和蔵(ふくわぐら)ブランドについて
井村屋が手掛けた初の日本酒の銘柄として、創業以来福寿円満なお酒を作り続けてきた福井酒造場の「福」と、井村屋の創業者井村和蔵の「和蔵」から、「福和蔵(ふくわぐら)」と名付けました。また、海外のお客様にも福和蔵を知って味わっていただきたいという想いから、古き良き日本の文化「家紋」をモチーフに言語の壁を越えたシンボルマークを作成いたしました。
シンボルマークは、日本酒の主原料である「米=※(コメ記号)」と両社の社名の一文字であり、人の集まる所という意味をもつ「井」を重ね合わせました。また、当社の酒造りの特徴の1つである、四季醸造を行っていることを外周の四隅に●印で表しました。


仕込み水は、三重県松阪市飯高町で採水した、カルシウムなどのミネラルを多く含む希少でまろやかな硬水を使用しています。


日本酒の主原料である、酒米は酒造好適米の三重県産『神の穂』と三重県産『山田錦』を使用しています。

徹底した品質管理の四季醸造
外気温が高い季節に清酒醸造を行うと品温が上がりすぎ、品質のよい酒ができないため、清酒の醸造時期は通常冬季に行われています。当社では、清酒醸造工程の機械化と温度管理など品質管理を徹底することでいつでも作りたてのお酒を提供できる四季醸造を行っています。
福和蔵の日本酒は、三重県の素材を大事に、三重県の風土を表現していきたいと考えています。特に重要だと考えているのは「水」。松阪市にある香肌峡(かはだきょう)の森に育まれた湧水は、福和蔵の酒造りの基盤になっています。井村屋グループでは、この良質な水源を守っていくために、採水地である山を買い取りました。
テロワールに根差した酒造り
三重の豊かな風土が育む、清らかな水と良質な酒米を使用し、テロワール※に根差した酒造りを行ってまいります。
※テロワール
テロワール(terroir)は、ワイン用語として『土地(土、土壌、大地)の要素』、『気候の要素』、『人的要素』を総合したぶどう作り・ワイン造りの環境のことを指し、ワインの味を決める重要な要素とされています。 当社においても日本酒の味を決める重要な要素としてテロワールにこだわり、三重県という豊かな風土で育まれた素材にこだわり、日々よりよい酒造りを行っています。